후리가나로 읽는 일본 고전
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びしょうじょいちばんのり
美少女一番乗り
山本 周五郎
山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면
どうじゃ、一同これに異存はないか」
「――ははっ」
五名は平伏して、
「何で異存がござりましょう。仰せの趣有難くお受け致しまする」
「いずれも同意じゃな」
「ははっ」
主水は微笑しながら頷いて、
「さらば、早速ながら勝抜き試合を致す。組合せはこれに認めてあるぞ、――いずれも用意」
「畏まりました」
勝抜けば古中条流の極意秘伝を授けられたうえ、姫路城下でも何人という美しい椙江をめとり、八重樫道場の跡目相続ができるというのだから、五人の喜びと意気は燃上がった。――身支度も甲斐甲斐しく、主水の認めた組合せ順に左右へ並ぶ。
「試合の前に一言申し聞ける」
主水はかたちを正して言った、「この度の勝負、勝つも負けるも必ず遺恨なきよう。またいままでは同輩ながら、勝抜いた者には今日より師として仕えること、きっと申し付けたぞ――さらば、試合検分しよう」
一同は左右に座をひらく、まず最初のひと組、師範代岡部五太夫と黒板権六の両名が進み出た。
試合は凄まじい気合の火花を散らしながら展開した。誰の顔にも必勝の決意がある、――我こそ勝抜いて名誉ある八重樫家の跡目を継ごうと、大事を取りつつも懸命に奮闘した。