후리가나로 읽는 일본 고전
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びしょうじょいちばんのり
美少女一番乗り
山本 周五郎
山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면
という野心を抱く者が少なくなかった。
現在この一族を指導するのは、北畠十四代の賀茂老人であった。非常に厳格な人で、お弓という十六歳になる娘があったが、殿上人の子孫にふさわしい教養と、また郷士の娘として馬術、薙刀、太刀の修業も厳しく怠らせなかった。――その賀茂が若者たちの動揺に感づいた。中にも村井伝之丞という若者は力量も武術も優れているが、平常から粗暴の質で、これが真っ先になって皆をそそのかしている様子だった。……捨てては置けぬと見た賀茂は、ある日一族の者全部を集め、
「改めて申し渡す事がある」
と形を正して言った。「みんなも知っている通り、我が一族の祖先は、畏れ多くも建武の帝の勅勘によって摩耶谷へ流罪になったのだ、子孫たる者は永代この山中に謹慎して、祖先の罪を謝し奉らねばならぬ、もし勝手に山を出るような者があれば、勅勘に叛く者としてわしが成敗する。いずれもその覚悟でいるよう」
厳然と申し渡したのであった。
賀茂の言葉は動揺していた若者たちの気持を鎮めるのに十分だった、彼らは再び農を励み、文武の道を学びつつ、昔からの平和な生活を守るようになったのである。