후리가나로 읽는 일본 고전
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びしょうじょいちばんのり
美少女一番乗り
山本 周五郎
山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면
忠三郎は先頭に立って馬を乗入れ、敗走する敵兵を従横に蹴散らしながら、声高々と叫んでいた。
「蒲生忠三郎藤原の賦秀、生年十四歳、初陣の手並みを見よや」
この戦で忠三郎は自ら兜首四級をあげた。なにしろ伊賀守の敗戦で、下手をすると大事に及ぼうとしたところを、わずかな手兵で勝ちを制したのだからすばらしい手柄である。
「忠三郎、あっぱれ出来したぞ」
信長は本陣へ忠三郎を呼んだ、珍しく声をあげて笑いながらいった。
「それでこそ信長の娘を遣わす値打がある、さすがに蒲生の血筋だな、あの駆引きは初陣に似合わぬ立派なものだった。……当座の褒美だ。これを取らせる」
そういって、信長は二文字国俊の佩刀を与えた。
忠三郎は、信長の前から下がると、直ぐに手分けをして内蔵助を捜させた。然しその時はもうどこにも彼の姿は見えなかった。……戦のあとの、気味の悪いように静かな黄昏、忠三郎は丘の上に立って、遠い夕空のかなたを見やりながらそっと呟いた。
「……内蔵助どの、今日の手柄はあなたのものです。忠三郎はあなたのお言葉の通り、これから兵法武術を学んで立派な大将になります。……学問と武術と、この二つのものを学んで、よき領主となります。