일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

びしょうじょいちばんのり

美少女一番乗り

山本 周五郎

山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면

아오조라 문고

「そのほかにまだあるぞ。そこにある法心寺の仁王、夜な夜な歔欷いてお通を親不孝者と罵り、またこの越前を馬鹿者と罵ったが、それはその方の仕業であろう」

「は――恐れ入りました」

「なぜそのような真似を致したか」

「申し上げます、津田直記は悪人ながら島津様の御家来です、普通に訴え出てもお取上げにはなりません、――それゆえお嬢さまに汚名を着せ、恐れながらお奉行さまの悪口まで申しました。こうすれば必ず大岡越前守様がお捨置きになさらぬと思ったからでございます」

「よくぞそこに気がついた」

越前守はにっこり笑って言った。

「少年ながらあっぱれな思案、褒めとらす、――しかし越前も馬鹿者と呼ばれたのは今度が始めてだぞ」

そう言って明るく笑う越前守の声に、白洲の人々も役人たちも思わず笑いを誘われた。……お通は甦えったように、無量の嬉しさを眸に籠めながら、つと清吉の方へ手を伸ばした。

「帰ったらまた隠れんぼうをしましょう」

清吉は低く囁いた。「今度はみつかっても唖聾にはなりませんよ」

「まあ……」

お通は優しく睨んで頬を染めた。

宋朝伝来の冑は、荒神杉の洞の中から発見された。むろん治兵衛は無事に帰ったし、藤兵衛は牢へ入れられ、津田直記は島津家を逐われて行方知れず、――和泉屋には再び幸福と平和の日が戻ったのである。