후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(三)酒屋火事
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(三)酒屋火事(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 146,725자 · 298화면
歯噛みをする平次。
「平次、どうしたと言うのだ」
「お才が旗本の妾だという事を忘れていただけでございます。もう逃しっこはありません。一刻経たないうちに、お新とお才を殺した下手人を縛って来ます」
平次はガラッ八を伴れて、宙を飛びました。元飯田町へ――。
「御用ッ、竹、神妙にせい」
飛込んだのは御家人竹の家。ちょうど子分は留守、山出しの女中一人のところでしたが、この捕物は平次もガラッ八も大骨を折りました。竹は思いの外の使い手で、ガラッ八に薄手を負わせましたが平次の投げ銭でどうやらその刀を叩き落し、漸く縄を掛けた時騒ぎを聴いて二合半坂の市蔵も飛んで来ました。
*
二三日経って、相変らずガラッ八は、親分の平次に絵解きをせがみます。
「どうして御家人竹が下手人と解ったんで、親分」
「最初は丑松じゃあるまいかと思ったが、丑松は正直者だしお新には気があったが、お才を殺す気はなかった」
「だって、殺されたのはお新ですぜ」
「それが人違いだったんだよ。お才は申刻前に丁子風呂から帰った事はない。未刻半頃にはきっとあの銭湯に居るんだ、――ところがあの日は旦那の都合で早く帰った。