후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(六)結納の行方
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(六)結納の行方(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,597자 · 289화면
長崎屋は元長崎の商人で、厳禁の抜け荷を扱って巨万の富を積みましたが、それが露顕して、すでに磔刑にもなるべきのところを、その当時長崎奉行の下役をしていた、永井平馬に救われ、その恩があるので、平馬の頼みを断り兼ね、悪事と知りながら、和泉守遺子鉄三郎を隠して、平馬の永井家乗取り策の片棒を担ぐことになったのです。
平馬の子平太郎は当年十七歳、永井家家督相続の届を一年前から出してあるので、評定所の調べが済んで、鉄三郎が生死不明と決れば、改めて将軍家に御目見の上、近いうちにも跡目相続、八千五百石を相違なく下されることになるでしょう。
事態は急迫しました。
皆川半之丞の川波一弥は、長崎屋の隣の家を借り受け、最初は鉄三郎を盗み出すことを計画しましたが、腕っ節の強い浪人を二人まで雇ってある上、警戒厳重を極めて、非力の一弥ではどうすることも出来ません。
続いて、長崎屋の娘お喜多の浮気心を嗾って、囲いの鍵を盗み出させようとしましたが、妹と触れ込んだお京は、その実半之丞の女房と覚られて、驕慢なお喜多の妬心を煽り、少し賢くない利吉を煽動して、鉄三郎救い出しの手引きをすると騙してお京をおびき寄せ、庭で刺し殺して、土塀越しに投り込むようなことをしたのでした。