일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十一)懐ろ鏡

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十一)懐ろ鏡(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,130자 · 288화면

아오조라 문고

囚人小三郎を乗せた馬が、竹矢来の中へ入ろうという時でした。一梃の町駕籠が、役人の油断を見すまして、ツ、ツ、ツと、裸馬の前――ピタリと竹矢来の入口を塞いだのです。

「退け、退け、退けッ」

バラバラと駆けて来る役人小者。

「お願い、お願いの者でございます」

「なんだなんだ」

「小三郎の許嫁、美乃と申すものでございます。親の遺言を果すため、処刑前に、祝言をさせて下さいませ。お願いでございます」

駕籠の中から転げるように出たのは、白無垢、綿帽子の花嫁姿。おどろき呆れる役人の前に綿帽子をかなぐり捨てると激しい興奮に血の気を失いましたが、四方の凄まじい情景に引立てられて神々しくも美しく見えるお美乃です。

「ワ――ッ」

竹矢来を囲む数千の群集は、ドッと動揺みを打ちました。

「ならぬならぬ、ここを何と心得る」

役人二三人、押っ取り刀で美乃を取巻くと、役目大事と威猛高になりました。

「盃事の済んだ上で、私の命をお召下すっても、少しも怨みには存じません」

「馬鹿なことを申せ」

「これは助命の願いではございません。どんな罪科がありましょうとも、小三郎は私の許婚、二世を契った方に違いはございません」