후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ しんへいけ
随筆 新平家
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 新平家(ずいひつ しんへいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,575자 · 424화면
やがての一ノ谷合戦における従来の“熊谷と敦盛”という古びた一史話にいくらかの新味と肉づけが出来れば倖せだとおもっている。
須磨の敦盛像は、じつは“あつめ塚”――無名戦士の墓であるということから、敦盛の実在を否定する説も以前あった。
けれど義経の凱旋後、都へ送った平家の大将首九人のうちには、敦盛の首も、記入されている。後日、熊谷直実が出家した時の心のどこかにも、敦盛の死が影をさしていなかったとはいいきれない。
淡路の福良にいた父経盛の許へ、敦盛の首が届けられたという地方史の伝えは、おそらく遺物か何かであったのであるまいか。(二九・八・一)
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やっと浅間高原にも、蝉の声が高い。今年は蝉も歌い出しが遅かったが、これでまあ夏のスタートも出揃ったかたち。稲、果樹、野菜、みな活況と今朝の地方紙は書いていた。
地方へ来ると、自然、地方新聞に親しむ。東京では気づかれない興味深い記事が時々ある。ぼくは、地方新聞の愛読者だ。
上高地の高山植物は、年々稀少になってゆく。これはもう周知のことだが、信毎(信濃毎日新聞)の記事によると、代って下界の低地植物が、続々、高山へはいのぼり、住めば都と、上高地にも繁殖し始めたそうである。