일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

がん

雁

森 鴎外

森 鴎外의 雁(がん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,950자 · 147화면

아오조라 문고

「僕もそう思った。しかしまさか梁山泊の豪傑が店を出したと云うわけでもあるまい」

こんな話をして、池の北の方へ往く小橋を渡った。すると、岸の上に立って何か見ている学生らしい青年がいた。それが二人の近づくのを見て、「やあ」と声を掛けた。柔術に凝っていて、学科の外の本は一切読まぬと云う性だから、岡田も僕も親しくはせぬが、そうかと云って嫌ってもいぬ石原と云う男である。

「こんな所に立って何を見ていたのだ」と、僕が問うた。

石原は黙って池の方を指ざした。岡田も僕も、灰色に濁った夕の空気を透かして、指ざす方角を見た。その頃は根津に通ずる小溝から、今三人の立っている汀まで、一面に葦が茂っていた。その葦の枯葉が池の中心に向って次第に疎になって、只枯蓮の襤褸のような葉、海綿のような房が碁布せられ、葉や房の茎は、種々の高さに折れて、それが鋭角に聳えて、景物に荒涼な趣を添えている。この bitume 色の茎の間を縫って、黒ずんだ上に鈍い反射を見せている水の面を、十羽ばかりの雁が緩やかに往来している。中には停止して動かぬのもある。

「あれまで石が届くか」と、石原が岡田の顔を見て云った。