후리가나로 읽는 일본 고전
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がん
雁
森 鴎外의 雁(がん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,950자 · 147화면
玖
この頃は夜も吹抜亭へ、円朝の話や、駒之助の義太夫を聞きに行くことがある。寄席にいても、矢張娘が留守に来ているだろうかと云う想像をする。そうかと思うと又ふいと娘がこの中に来ていはせぬかと思って、銀杏返しに結っている、若い女を選り出すようにして見ることなどがある。一度なんぞは、中入が済んだ頃、その時代にまだ珍らしかった、パナマ帽を目深に被った、湯帷子掛の男に連れられて、背後の二階へ来て、手摩に攫まって据わりしなに、下の客を見卸した、銀杏返しの女を、一刹那の間お玉だと思った事がある。好く見れば、お玉よりは顔が円くて背が低い。それにパナマ帽の男は、その女ばかりではなく、背後にまだ三人ばかりの島田やら桃割やらを連れていた。皆芸者やお酌であった。爺いさんの傍にいた書生が、「や、吾曹先生が来た」と云った。寄席がはねて帰る時に見ると、赤く「ふきぬき亭」と斜に書いた、大きい柄の長い提灯を一人の女が持って、芸者やお酌がぞろぞろ附いて、パナマ帽の男を送って行く。爺いさんは自分の内の前まで、この一行と跡になったり、先になったりして帰った。
玖
お玉も小さい時から別れていたことのない父親が、どんな暮らしをしているか、往って見たいとは思っている。