일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

がん

雁

森 鴎外

森 鴎外의 雁(がん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,950자 · 147화면

아오조라 문고

その頃まだ珍らしい見物になっていた眼鏡橋の袂を、柳原の方へ向いてぶらぶら歩いて行く。川岸の柳の下に大きい傘を張って、その下で十二三の娘にかっぽれを踊らせている男がある。その周囲にはいつものように人が集まって見ている。末造がちょいと足を駐めて踊を見ていると、印半纏を着た男が打っ附かりそうにして、避けて行った。目ざとく振り返った末造と、その男は目を見合せて直ぐに背中を向けて通り過ぎた。「なんだ、目先の見えねえ」とつぶやきながら、末造は袖に入れていた手で懐中を捜った。無論何も取られてはいなかった。この攫徒は実際目先が見えぬのであった。なぜと云うに、末造は夫婦喧嘩をした日には、神経が緊張していて、不断気の附かぬ程の事にも気が附く。鋭敏な感覚が一層鋭敏になっている。攫徒の方ですろうと云う意志が生ずるに先だって、末造はそれを感ずる位である。こんな時には自己を抑制することの出来るのを誇っている末造も、多少その抑制力が弛んでいる。しかし大抵の人にはそれが分からない。若し非常に感覚の鋭敏な人がいて、細かに末造を観察したら、彼が常より稍能弁になっているのに気が附くだろう。