일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいねんのてんか

青年の天下

大隈 重信

大隈 重信의 青年の天下(せいねんのてんか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,309자 · 11화면

아오조라 문고

この人は副島種臣の兄であって、藩中では最も目のあいていた人である。その言うところ、尊王論、国体論は生気溌溂たるものであった。然るに藩主鍋島閑叟は英主であったから、時勢を観て、藩学だけでは足りないと早くも気付いた。そこで長崎に致遠館というものを設けて、藩の秀才三十人ばかりを送ることになったのである。我輩もその中に加わって長崎へ行った。

長崎へ行って新しい文化に目が開くと、更に日本の現状が嫌くなってくる。世界の大勢を知らずに同胞墻に鬩いでいる京阪の中心地に於ける闘争が、どうしても黙って見ておれない。そこで血気盛んなこととて、直ちに副島と二人で脱藩して大阪へ上陸した。が、残念なことには京阪の間を奔走すること三ヵ月、未だ慶喜公に見えざるに、藩の有力者の手に捕えられてそのまま国元へ送り返されてしまったのだ。

そして謹慎ということになった。けれどもそんなことに驚きはしない。主張はどうしても立てる。一体我輩は家族関係や金銭上には比較的自由で、幼い頃父は失ったけれど、母はしっかりしていられたから、自由に行動することが出来たのである。謹慎中も同志うち寄って盛んに宇内の形勢を論じて、酒を呑んで時には夜を徹したものであるけれども、母は少しも厭われなかった。