일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいねんのてんか

青年の天下

大隈 重信

大隈 重信의 青年の天下(せいねんのてんか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,309자 · 11화면

아오조라 문고

国家が発達すれば我輩も偉くなる。明治四年の鉄道敷設問題に際して我輩は刺されようとしたことが、なにしろ維新前後には殺伐の気が漲っていて、刺客縦横の有様であったから、白刃の閃くくらいは覚悟の前で平気であった。自己の主張であって、そして国家のため国民のために幸福なことである限り、脅かされたって中途でやめるような意気地ないことが出来るものか。時々あわて者が現われて、一時の昂奮から要路の大官を狙ったりなどするのは、畢竟大鵬の志を知らざる燕雀の行いである。

木の芽はいくら摘んでも摘んでも生える。正義はどんなことがあってもやり通す。爆弾事件なぞが幾度あったって志士の決心は挫かれない。真の憂国者は国に殉ずるのは覚悟の前であるから、忠君愛国のためならば、火の中へでも水の中へでも這入る。進歩の途上にある国家の政治を行うものは、並み大抵の苦労ではない。何かに会って直ぐまいってしまうような薄弱な覚悟では、とても国士にはなれない。

なにも乱世でなければ大人物になれぬということはない。人間の真の価値は社会的の地位や名声よりは、その人個々の実力の問題である。人間の実力さえ偉大であったら、即ちそれが大人物である。