일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

そして、蛇も、その人がいなくなると見えぬ様になってしまいました」

「ハハハハハハ、まるで石川五右衛門の忍術だね。鼠の代りに蛇を使って」

案の定、一郎がお茶を入れた。

だが、善太郎氏は笑えなかった。忍術と聞くと一層変な気持になった。

若しや奥村源造はまだ生きているのではあるまいか。船の中で死んだのも、共同墓地へ埋葬せられたのも、彼の所謂魔術ではなかったのか。死んだと見せかけ、どこかに潜伏していて、ほとぼりのさめた今頃又姿を現わし始めたのではあるまいか。若し生きているとしたら、あいつは蛇の忍術だって使いかねぬ怪物だ。とそんなことまで考えた。

それから一郎二郎の兄弟や、書生達に命じて、家中隈なく捜索させたが、角力取りみたいな奴は勿論、小豆色の小蛇も、どこにも姿を見せなかった。

「お父さん、気になさることはありませんよ。夢です。妙子が夢を見たのですよ」

一郎に云われると、成程そうかとも思うので、善太郎氏は警察沙汰にする様なこともなく、その日はそのまま済んでしまったが、二三日たった夜のこと、又しても恐ろしいことが起った。しかも今度は、当の善太郎氏が襲われたのだ。