일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

イヤ、這入って行こうと、一歩足を踏み出した。

踏み出すと同時に、彼女はギョッと立ちすくんでしまった。

部屋の正面にも、今彼女が開いたのと同じ色のカーテンが下っていた。それが、まるでこちらの真似をする様に、サッと開かれ、その向うから一人の人物が――美しい女が現われたのだ。

明智は犯人は女だと云った。すると、この娘が恐ろしい殺人者なのであろうか。

妙子は真青になって、両眼を飛出す程見開いて、じっと相手を見つめた。

相手の方でも、余程驚いたらしく、やっぱり異様に青ざめて、びっくりした目でいつまでもこちらを見つめている。

ほの暗い電燈の光が、二人の女の、不可思議な対面を、異様な陰影で描き出していた。

暫くすると、相手を見つめている妙子の顔に、ホッと安堵の色が浮んだかと思うと、彼女は突然ゲラゲラ笑い出した。しかも、その次の瞬間には、ハッと何事かを思い出した様に、世にも恐ろしい恐怖の表情を示して、「キャーッ」と本当に絹を裂く様な、鋭い悲鳴を上げた。

その声が、ガランとした部屋の中に、物凄くこだまして、余韻も消えやらぬ内に、妙子は已に、長い廊下を玄関へと走っていた。