후리가나로 읽는 일본 고전
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おりべというとうき
魯山人陶説
北大路 魯山人
北大路 魯山人의 魯山人陶説(おりべというとうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,241자 · 127화면
は際限のないことであろうと思う。
しかし、幸いここにそれらの疑念を一掃させてくれるものがある。それは他でもない。遠く光悦以前、足利時代に於て生まれている志野焼の茶碗、同じく瀬戸黒の茶碗などが図らずも発見され(美濃の久々利村の牟田洞の山頂、大萱の古窯から)、それが恰も言い合わせたように、その広大な気宇に於て、決して光悦の作品の前に跪坐すべき性質のものでないということが明瞭になったということである。と言うのは、これらの作品は大萱窯に於て光悦を遡る百何年か前に於て、それこそ名もないような陶工が、あの山頂の窯場で、四方山また山の景観を脚下にしながら、上天下地ただ一人といった気持を、胸一杯に膨らませて作ったとしか思われないのである。そこで光悦に於てものんこうに於ても、あるいはこれらの茶碗で茶を喫して、ハタと膝を打って、ここだ……とばかりに、自分の性格なり、または心境なりを、共々こうしたその共通的な方角へ向けたのではなかったろうか。
それでなくとも、黒楽は瀬戸黒の変化であるとの古来の言い伝えもある。なるほどそう言えば黒楽茶碗はその創成の意図を、本窯たる瀬戸黒の軽便焼ということに置いていたのかも知れない。