轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

おもいで

ロッパの悲食記

古川 緑波

古川緑波『ロッパの悲食記』。同一底本的分册已合并为一书。收入:想い出、ああ東京は食い倒れ、浅草を食べる、色町洋食、うどんのお化け、甘話休題、牛鍋からすき焼へ、下司味礼賛、神戸、氷屋ぞめき、このたび大阪、清涼飲料、食べたり君よ、駄パンその他、八の字づくし、富士屋ホテル。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 52,651 字 · 114 页

青空文庫

エスキーモも、現在やっているが、戦前の感じとは、まるで違う。

戦前のエスキーモの、ファンシー・アイスクリーム、シンバシ・ビューティーは正に銀座名物と言ってよかろう。挽茶・チョコレート・苺・ヴァニラ等のアイスクリームを五色の酒のように一つコップへ重ねて盛り上げたもの。そのコップの底に、苺のジャムが入っていたのを思い出す。

ビューティーばかりではなく此店のチョコレートと、挽茶のアイスクリームのよかったことも忘れない。

段々新橋の方へ近づくと、千疋屋。ショートケーキは、流石に此の店が美味かった。果物屋さんだけにシャーベットもよかった。

アイスクリームの話になると、又、尾張町の方へ戻って、戦前のオリムピックを忘れてはなるまい。アメリカ式の、色んなファンシー・アイスクリーム、何々サンデーを揃えていた。バナナをあしらったり、胡桃の砕いたのを掛けたりしたのは、オリムピックあたりが、はじまりではなかろうか。

それらのコッテリしたアイスクリームもいいが、シャーベットの、銀色のコップに入っているのなどは、見るから涼しくて、夏のリフレッシュメントとしては適当だ。然し、戦後の東京には、うまいシャーベットを食わせる店が少くなった。