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いかなるほしのもとに

如何なる星の下に

高見 順

「文藝」1939(昭和14)年1月号~1940(昭和15)年3月号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 119,508 字 · 236 页

青空文庫

これで見ても、食いもの屋の一種の凄さがわかる。須田町食堂が花屋敷を買収するというのも、食いもの屋の凄さのひとつの現われにすぎないであろう。興行方面の有為転変の激しさを示すべく、今ここに同書の六区の記事を掲げてみよう。

六区に至りては、園内観物の中心地とも称すべきものにして、区内を四号地に分つ。これが観物は、時々変更して一定しがたしといえども、しばらく明治三十九年現在のものを記せば左のごとし。

一号地※(始め二重括弧、1-2-54)現在の江川ニュース劇場と大勝館の間※(終わり二重括弧、1-2-55)

観物に大盛館(江川玉乗)(大人三銭小児二銭) 清遊館(浪花踊)(大人三銭小児二銭)

共盛館(少年美団)(大人三銭小児二銭) 共盛館(青木玉乗)(大人三銭小児二銭) 外に猿の観物。(以下略)

二号地※(始め二重括弧、1-2-54)現在のオペラ館のある一角※(終わり二重括弧、1-2-55)

観物に日本館(娘都踊)(大人三銭小児二銭) 野見(剣術)(大人三銭小児二銭) あり。(以下略)

三号地※(始め二重括弧、1-2-54)現在の千代田館と金龍館の間※(終わり二重括弧、1-2-55)