轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ちえのいちたろう

智恵の一太郎

江戸川 乱歩

象の鼻「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年1月<br>消えた足跡「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年2月<br>智恵の火「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年3月<br>名探偵「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年4月<br>空中曲芸師「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年5月<br>針の穴「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年6月<br>お雛様の花びん「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年7月<br>幼虫の曲芸「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年8月<br>冷たい火「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年9月<br>魔法眼鏡「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年10月<br>月とゴム風船「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年11月<br>兎とカタツムリ「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1942(昭和17)年12月<br>白と黒「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1943(昭和18)年1月<br>風のふしぎ「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1943(昭和18)年4月<br>飛行機を生み出すたのもしい力「少年倶楽部」大日本雄弁会講談社、1943(昭和18)年7月

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 67,333 字 · 134 页

青空文庫

機械でもアメリカに負けないぞ

この会社では、鉄やそのほかの金属を、切ったり、けずったりする旋盤という機械をつくっている。飛行機の発動機なども、この機械がなくてはつくれないのだ。ここでつくっている旋盤はタレット旋盤といって、ふつうの旋盤の四倍五倍の働きをするりっぱな機械だ。

この工場について、航空本部の小父さんは、こんなふうに教えてくださった。

「一太郎君、これは工作機械といって、機械のなかでも、いちばん製造のむずかしいものなんだよ。アメリカ人は、日本では工作機械ができないとあなどっているんだ。今から何年か前までは、ほんとうにつくれなかった。外国の機械を輸入して使っていたのだ。だから、アメリカのやつは、今でもそうだろうと思って安心しているかもしれない。

日本で工作機械ができないとすると、もう新しく外国から輸入する道がないから、古い機械ばかり使っているので、いつかはだめになる。そうすれば日本の飛行機をつくる力がおとろえて来るから、その時を待っていれば、ひとりでに戦争に勝てるのだと、虫のいいことを考えているかもしれない。

ところが、どうだ。今では、国産のこんなりっぱな機械が、いくらでもどしどしできているのだ。