轻松读懂日语经典作品
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
01 乾雲坤竜の巻
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 340,187 字 · 666 页
さて、ここに伯耆の印賀鉄がある。
これを刀剣に鍛えんとするには、まず備えとて、炭、土、灰を用意し、炭はよく大きさをそろえて切り、粉は取り去る。
土にも産地がある。山城の深草山、稲荷山などの土が最上。
灰は、藁を焼いたもの。
水――澄冽をよしとす。清砂、羽二重の類をもって濾すのである。
それから。
へしと称し、平打ちにかけて鋼を減らし、刀の地鉄を拵える。水うちともいう。
つぎに、積みわかし。
これは、ねた土を水でといた濃液を注ぎかけて火床に据え、ふいごを使って鉄を焼くのだ。小わかしというのがそれ。
大沸かしとは、鉄の周囲に藁灰をまぶし、また火中に入れて熾熱する。
すめば鍛えである。
三人の相槌をもって火気を去り、打ち返して肌に柾目をつけ、ほどよいころから沸かし延べの手順にかかる。
わかし延べは、束である。
今までバラバラの鋼だったものを、これで一本の刀姿にまとめ、素延べに移る。
素延べは、地鉄のむらをなおし、刃方の角を平め、鎬のかどを出す。
火造り――せんすきともいい、はじめて鑢を用いていよいよ象をきわめる。
つぎに。
反りをつけ、もっとも大切な焼刃にかかるのだが、そりも焼刃も各流相伝になっていて、それによって艶や潤いに大差が生ずる。