轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
しゅんせつのでわじのみっか
春雪の出羽路の三日
喜田 貞吉
「社会史研究 第九巻第六号」1923(大正12)年6月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 16,521 字 · 33 页
おばこ踊
将校集会所で、最上時代以後秋元家修築前の状を現わした数軸の地図を拝見した。最上家の時代には、二の丸内はもとより、その以外いわゆる三千石の地にも諸士の邸宅が割り宛てられていた盛んな状が知られる。それが些細なことから幕府の忌諱に触れて、一朝主家の改易となっては、たちまち分散消滅してしまったのだ。
おばこ踊
夜四山楼の晩餐に、庄内のおばこ節というものを聞かして貰うの光栄を得た。おばこ踊とは娘ッ子の手踊の義であるそうな。説明に曰く、「おばこ」とは若き女を指したることにて、弟をおじといい、妹をおばと呼ぶより出でたることなるべしだと。「おばこ」の「こ」はけだし東北地方の方言で、よく名詞の尻につける「コ」であろう。東京あたりでも隅のことを隅ッコといい、うんコ・しッコなどと語尾のコを附ける場合が少くないが、東北地方にはことにそれが多い。牛のことをベコというので、それにコをつけてベココといい、牛の子のことをベココのコッコという類だ。
おばこ節の歌詞は田舎情緒の方言丸出しの無邪気なものだ。その少許を左に書き留めておく。
おばこ来るかやと田圃の外んづれまで出て見たば、コバエテ/\、おばこ来もせで用のない煙草売りなの(なのはなどの意)ふれて来る。