轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
げんだいのふじんにつぐ
現代の婦人に告ぐ
大隈 重信
「大觀 第一卷第四號」大觀社、1918(大正7)年8月1日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 12,854 字 · 25 页
七 両性関係と東西両洋の盛衰
七 両性関係と東西両洋の盛衰
不純不正なる男女関係の間に生れたる小供は、その体質に於て、その精神に於て、到底健全なる発達を期し難い。然るに東洋では古来女子の人格を尊重するを知らず、女子を以て一種の子孫を生む器械の如くにも見、結婚にもひたすらその容貌の美醜に依りて選択するの悪風が有ったから、その結果は今日の如く堕落して萎靡振わず、其処へ比較的厳粛なる西洋の家庭に人と為った体質、精神共に強健なる小供が南洋を迂回して東洋に来り、これを圧迫したから堪らぬ。彼等白人から異人種と称して劣等視され、差別的待遇を受けてその圧力に堪えず、衰滅の道を辿りつつあるの観を呈している。然らばこの過ちを知って、これより大いに改むべきである。さればといって、婦人はその自由の回復の名の下に、その天賦の体質性情に基づく分業を忘れて、男子の事業の領域まで侵蝕し、それがために自己の付与された一大任務を忽諸に付してはならぬ。これは如上論述するところに依って、すでに明瞭なるところであるけれども、近来我が国にも新婦人なるものが現れて突飛なる意見を口にするというから、なお少しく実際に渉る一、二の例を引いて考うる必要があろう。