轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ろんごものがたり
論語物語
下村 湖人
「現代」大日本雄弁会講談社、1938(昭和13)年
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 132,688 字 · 266 页
改版序
それぞれの物語は、それぞれに独立して読まるべきである。
孔子は、門人を呼ぶに、名を呼んで決して字を呼ばない。(例えば子貢を賜と呼び、子路を由と呼ぶが如く)しかし本書においては、そうした事すら厳密に守られていない。その他起居動作の習慣等について、二千数百年前の中国を知る人の眼から見たら、慊らない節々が多分にあるであろう。著者は、しかし、一々それらの事を意に介しない。著者はただ「心」を描けばよかったのである。史上の人物の心でなく、著者自身と、著者の周囲に住む普通の人間との「心」を描けばよかったのである。
昭和十三年十二月二日校正を終えて
著者
改版序
論語が一般に読まれなくなってから、すでに久しいものである。私は明治の末期に近く学生生活を終ったものであるが、その当時の学生でさえ、専門の研究者以外に、自ら進んで論語に親しもうとするものは、ほとんど皆無に近い状態であった。その後の状態はおして知るべきであり、今日では、論語という古典の存在さえ忘れている人も、おそらく珍らしくはないであろう。
明治以前はもとより、明治になってからも、その中葉ごろまでは、国民教養第一の書とさえいわれていた論語が、かくも急速に若い人たちに対する魅力を失ったのは、無論時代の影響である。