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ろんごものがたり
論語物語
下村 湖人
「現代」大日本雄弁会講談社、1938(昭和13)年
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 132,688 字 · 266 页
志を言う
彼は、いつ死んでもいいような気にすらなって、恍惚として褥の上に坐っていた。
1 子曰く、我に陳蔡に従いし者は、皆門に及ばざるなり。徳行には顔淵・閔子騫・冉伯牛・仲弓、言語には宰我(さいが)・子貢、政治には冉有(ぜんゆう)・季路(きろ)、文学には子游・子夏と。(先進篇)
2 子曰く、三軍も師を奪うべきなり。匹夫も志を奪うべからざるなりと。(子罕篇)
3 子貢問いて曰く、一言にして終身これを行うべき者ありやと。子曰く、其れ恕か、己の欲せざる所は人に施すこと勿れと。(衛靈公篇)
4 子曰く、歳寒くして然る後に、松柏の後れて凋むを知るなりと。(子罕篇)
5 子曰く、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れずと。(子罕篇)
6 子曰く、朝に道を聞かば、夕に死すとも可なりと。(里仁篇)
志を言う
顔淵季路侍す。子曰く、盍ぞ各爾の志を言わざると。子路曰く、願わくは車馬衣軽裘、朋友と共にし、之を敝りて憾無からんと。顔淵曰く、願わくは善に伐ることなく、労を施いにすること無からんと。子路曰く、願わくは子の志を聞かんと。子曰く、老者は之を安んじ、朋友は之を信じ、少者は之を懐けんと。――公冶長篇――