轻松读懂日语经典作品
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ようきなきゃく
陽気な客
山本 周五郎
「苦楽」苦楽社、1949(昭和24)年8月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 23,086 字 · 46 页
詩について、また画について彫刻について、ありとある日本の芸術分野にわたって容赦のない舌刀をあびせる。
「額をあげたまえ、きみ、眼には見えないがわれわれの頭には月桂樹の冠が巻かさっているんだ、かれらなにものぞ、われらの時代が近づきつつあるじゃないか、それはもうそこにあるじゃないか、えい、……こう手を伸ばせばそれはわれらのものだ、旗を掲げよう」
彼はおれをいちどは福原の妓楼へも伴れていったくらいなんだ。そして彼は幾らか肥えた、したがってぎろりとしたところが地均しをされて少しはだらしなくなったようだったが、おれとすれば頼もしいようにも感じたのはしかたがないさ。
――仲井天青は昼間は原稿を書いた。……そして、社長はこんども妻君とうまく和睦したらしかった。
――夕方になるとおれたちは飲みまわった。元町あたりから西の方角へはしごをやって兵庫あたりできりあげるんだが、これは万一のばあい板宿まで歩いて帰るのに備えたわけなんだった。
「のうめのめ、のうめのめ世界のまあるほうど、ああ愉快だ、きみ握手をしよう、われわれは生きるんだ、いいか、生きるんだ、生きるんだぞきみ、さあ進軍だ」