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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《新書太閤記(しんしょたいこうき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 192,758 字 · 383 頁
ここには、会議後、遅ればせに着いた金森長近や、菅屋九右衛門尉、河尻肥前守なども、席に加わっていた。
また両日中、城外の治安や城中の守備聯絡などに助力していた諸侯の家臣中の一族とか老臣格の者も、各一、二名ずつ列席をゆるされ、清洲直臣の側からは、前田玄以、長谷川丹波などがつらなった。
信雄、信孝の在るは、もちろんのことである。配膳は四十客以上の多くに供えられた。すでにして杯は廻り燭は夜涼にさやぎ、人々はこの二日間に初めての歓語とくつろぎの中に各※(二の字点、1-2-22)酔いを覚えていた。
酒宴と茶会とは、この時代の戦国社会では、流行り物のようであった。陣小屋の雑器としている備前壺に、一輪の野の花を生けて、物の具のまま一碗を喫し、また、陣後の往来や城中の諸会にも、昼に夜に、酒宴のひらかれるのはめずらしくない。百事の儀礼はみな酒宴の形式でされるといってもよいほどである。
これはもとより当時の世態と武門生活の要求から自然になされて来た風習であった。信長といい、柴田、羽柴、その他、当年の先駆者や中堅はすべて皆、この世に、生れた時から世は戦国であり、長じて四十、五十となった今でも、なお世の中は戦国である。