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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《新書太閤記(しんしょたいこうき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 192,758 字 · 383 頁
見せ、この善奉行を、衆と共にするという彼の大布施心によるものであった。
――十一日より御わざ始まり、様々に尊き限り尽し給ふ。十刹の僧ども経を捧げ諷経をなせり。十五日には野辺の送りの御わざ始まり、蓮台野には火屋れいがん堂など厳めしく作り、竹垣をゆへり。大徳寺より道の警固きびしく、武士どもかためたり、弟美濃守秀長奉行をなせり、棺槨のよそほひ金繍をかざり、玉の瑶珞をかがやかせり。轅のさきは、池田古新(輝政)あとをば次丸(羽柴秀勝)これを舁く。
「豊鑑」の筆者はその日の模様をこう記している。
「惟任退治記」にも、
羽柴小一郎、警固ノ大将トシテ、大徳寺ヨリ千五百軒ノ間、侍三万バカリ、道ノ左右ヲ護リ、弓箙、槍鉄砲ヲ立テ、葬礼ノ場ニハ秀吉分国ノ徒党ハ云フニ及バズ、諸侍、悉ク馳セ集リ、見物ノ輩、貴賤雲霞ノ如シ――
と、叙し、輿の轅は輝政と秀勝。信長の位牌は、秀吉自身が、それを持ったことを明らかにしている。
正親町天皇には、この機会に、臣信長へ、従一位太政大臣を、贈位贈官あらせられた。
また、宣命を賜うた。
即ち、諡して
総見院殿大相国一品、泰厳大居士
という宣名のうちには、故信長にたいして、