輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

線上閱讀国枝 史郎《あさひの鎧(あさひのよろい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 239,520 字 · 475 頁

青空文庫

無礼講

「やれやれ」

「やれやれとも」

「化物のようで」

「さよう」

「で、あのお方様が飛天夜叉の、お頭なのでござりまするかな?」

「疑問じゃ」

「はい?」

「そうらしくもあればそうらしくもない」

「はてね」

「さよう」

「…………」

「万事はてねさ」

小次郎は家へ帰りたくなった。

無礼講

ちょうどこの頃のことであった、洛外栗栖野小野の里の、日野資朝卿の別館で、無礼講の宴が行われるという、そういう噂が立っていた。

噂ばかりでなくて事実であった。

さてある夜のことであったが、その夜も無礼講が行われていた。

銀燭台に身を背けて、夜食をベラベラ食べているのは、大原の住職法印良忠で、法衣はつけず白衣ばかりの丸腰、禿げ頭を光からせていた。

ムッチリとした白い素肌へ、褊一枚着たばかりの、だから体がまると見えている、そういう白拍子と戯むれているのは、右少弁藤原俊基であり、縁先に立って庭を見ながら、これも素肌に褊一枚の、遊君に何か囁いているのは、多治見ノ四郎二郎国長であり、禿二、三人を相手にして、双六の骰子を振っているのは土岐十郎頼兼であり、茶筌頭に烏帽子も冠らず、胸もとをはだけて汗をかき、なお大盃をあおっているのは、尹大納言師賢であり、それと向かい合って大口を開き、唐詩らしいものを吟じているのは、四条中納言隆資であり、その横で素肌に褊一重の、同じ姿