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しゅんきんしょう
ちくま日本文学014 谷崎潤一郎
谷崎 潤一郎
線上閱讀谷崎 潤一郎《ちくま日本文学014 谷崎潤一郎(しゅんきんしょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 85,196 字 · 169 頁
のであろう舞踊の方は果してどの程度であったか疑わしく思われる
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音曲の道に精魂を打ち込んだとはいうものの生計の心配をする身分ではないから最初はそれを職業にしようというほどの考はなかったであろう後に彼女が琴曲の師匠として門戸を構えたのは別種の事情がそこへ導いたのであり、そうなってからでもそれで生計を立てたのではなく月々道修町の本家から仕送る金子の方が比較にならぬほど多額だったのであるが、彼女の驕奢と贅沢とはそれでも支えきれなかった。されば始めは格別将来の目算もなくただ好きにまかせて一生懸命に技を研いたのであろうが天稟の才能に熱心が拍車をかけたので、「十五歳の頃春琴の技大いに進みて儕輩を抽んで、同門の子弟にして実力春琴に比肩する者一人もなかりき」とあるのは恐らく事実であろう。鴫沢勾当曰くお師匠さまがいつも自慢をされましたのに春松検校は随分稽古が厳しいお方だったけれど、わたしは身に沁みて叱られたということがなかった褒められたことの方が多かった、私が行くとお師匠さんは必ずご自分で稽古をつけて下されそれはそれは親切に優しく教えて下さるのでお師匠さんを怖がる