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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
線上閱讀江戸川 乱歩《妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 212,920 字 · 421 頁
怪人二十面相なら、どんなとっぴなことだってやりかねないやつです。青銅の魔人とは、あいつにふさわしい思いつきではありませんか。
しかし、中村警部と刑事とが、二十面相のほうへ、とびかかって行った時、すばやい二十面相は、昌一君、雪子ちゃんのふたりの小魔人を両わきにかかえて、いちはやく走りだしていました。
立ちならぶ仏像のあいだを、かいくぐって、部屋の一方のすみに逃げこむと、ふたりの子供を足でおさえつけておいて、そこの石がきのすきまに手を入れ、何か円筒形のものを取りだし、いきなり、それを頭の上にさしあげました。
「ワハハハヽヽヽ、明智君、さすがに、まだ腕はにぶらなかったね。だが、おれはつかまらないよ。いくらでも奥の手が用意してあるんだ。さあ、一歩でも近づいてみろ。この手榴弾で、こっぱみじんだぞッ。」
どうして手に入れたのか、その円筒形のものはおそろしい爆発薬だったのです。アア、あぶない。二十面相がいのちをすててかかれば、この部屋にいる者は、みなごろしになってしまいます。
明智小五郎はおどろいて逃げだしたでしょうか? イヤ、イヤ、逃げるどころか、名探偵は二十面相の前に、立ちはだかって、いきなり笑いだしました。