輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ぞくほうしこう
差別の根源を考える
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《差別の根源を考える(ぞくほうしこう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 147,985 字 · 289 頁
10 被差別者自覚自重の必要
それは一方世間の反省と、一方内容の充実とによってのみ求めらるべきもので、円満なる相互の諒解の下に、始めて真の差別撤廃が行われ、真の融和が実現せらるべきものであります。
10 被差別者自覚自重の必要
人間が他の同じ人間を差別することのよろしくないのは、今さら問題ではありません。いわんや同一の権利を与えられ、同一の義務を負わされている同じ国民どうしの間において、その多数のものが他の少数のものを差別して、有形無形に多大の損害を与えているということは、到底許さるべきことではありません。ここにおいてか機会均等が叫ばれ、差別撤廃が唱えられるのは当然です。しかし機会均等といい、差別撤廃ということは、もと別々のものの間に起ることであって、引き続きその両者の対立が予想されているかの嫌いがあります。差別撤廃といい、機会均等というのは、融和に達するの道筋であり、過渡時代の一時の現象でありまして、結局は両者が全然融解和合して、そこに区別すべき何物もないようにならねばなりません。これを日本民族の成立について考えますと、この国土には皇室の御先祖のまだ御降臨にならぬ前から、種々民族を異にする多くの人民が住んでいました。