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かいきよんじゅうめんそう

怪奇四十面相/宇宙怪人

江戸川 乱歩

線上閱讀江戸川 乱歩《怪奇四十面相/宇宙怪人(かいきよんじゅうめんそう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 182,581 字 · 364 頁

青空文庫

その電話がかかってきたとき、明智探偵は、宇宙怪人のことで、総理大臣に呼ばれて、出かけていましたので、かわって小林少年が電話口に出ました。

「ウン、おるすかね。大至急の用件じゃが、あんた、だれだね、小林君ではないのかね。」

虎井博士は、小林君の名を知っていました。この少年助手は、それほど有名なのでした。

「ぼく小林です。どういうご用件でしょうか。」

「宇宙怪人の件じゃ。どうやら、こんどは、わしがあぶなくなった。警察には、保護をたのんでおるが、それだけでは安心がならん。明智さんに来てほしいのじゃ。だが、おるすなら、あんたでもいい。子どもながら、先生におとらぬ名探偵だ。明智さんにも来てほしいが、あんたにも、来てもらいたいのだ。どうじゃね。今すぐ、わしのうちへ来てくださらんかな。」

小林君は、虎井博士にあったことはないのですが、その屋敷は、よく知っていました。隅田川の川口にちかい、小さな森にかこまれた、ふしぎな洋館でした。

「ハイ、それでは、先生に電話で、相談してから、まいります。」

「そうか。わしのうちは、ごぞんじだろうな。まってますぞ。」

小林君は、すぐに首相官邸に電話をかけて、急用があるからと、明智先生を電話口に呼びだしてもらい、虎井博士のことを話しますと、「よろしい。