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うしすてばうますてば
賤民とは何か
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《賤民とは何か(うしすてばうますてば)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 116,870 字 · 229 頁
5 放免囚採用の動機
放免付二左右手於一、徒跣問レ之、云云。大略及二恥辱一歟。
とある。これも事情は明らかでないが、今日ならば確かに人権蹂躙問題となるべきものであろう。また同書十二月六日条に、
別当談云、去追捕之間、当講恵暁房所二安置一之東大寺聖宝僧正五師子如意、為二放免一被二盗取一給。絵師頼如者尋取出、被レ返二本寺一。師子文雖二取破一。如レ元打付云云。
とあって、彼らの中には盗賊追捕に向いながら、自身却って盗みを働く事もあったのだ。
このほか庁の下部としての放免に関する記事は、諸書に少からず見えているが、煩わしければ一々は引用せぬ。
5 放免囚採用の動機
放免囚が検非違使庁の下部として採用せられるに至った動機如何は、未だこれを明らかに記したものを見出せぬ。しかしその実際から言えば、なお江戸時代に与力同心等の手先として、前科者たる目明かしを使役したのと同一のものであったと解せられる。目明かし一つに岡引と云い、江戸では訛ってオカッピキと云っていた。いわゆる蛇の道は蛇のたとえの如く、犯人の事情に精通しているものはやはり彼らの仲間であることから、比較的罪の軽い犯人の中の気の利いたものを選抜して、主として探偵捜索の用に供したものだという。