輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

つうぞくこうぎ れいこんふめつろん

通俗講義 霊魂不滅論

井上 円了

線上閱讀井上 円了《通俗講義 霊魂不滅論(つうぞくこうぎ れいこんふめつろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 75,415 字 · 148 頁

青空文庫

果たしてしからば、肉体死して精神ひとたび滅するも、これ真に滅するにあらずして、一時その作用を休止したるまでなりと解して差し支えない。換言すれば、いやしくも物質相集まりて精神作用を生ずる事実ある以上は、物質その体の中に常に永く精神作用を生ずべき理は、依然として存するに相違ない道理であります。よってこの説も、霊魂不滅論の一種と定めてよかろうと思います。たとい霊魂は不滅なりと申すも、永き年月の間常にたえず働くわけではなく、ときどき休止中絶するものと定めて差し支えない。すでに人の一生中にても、夜中熟眠のときはもちろんのこと、その他おりおり精神の作用を中絶することあるも、なお一生中は精神不滅なりと申すではありませぬか。さすれば、死後永くその作用を中絶することあるも、やはり不滅といってよろしいと考えます。かつ、ここに一例を挙げて示さば、若干の柱と石と壁と瓦とを結合すれば、一棟の住家ができる以上は、これを分解すると同時に住家の形を失うも、なおその若干の柱、石等の中には、一棟の住家を現ずる理は依然として存するに相違なく、他日これらを集めて再び結合すれば、再び同一の住家を見るに至る以上は、その理は永く柱、石の中に存すと申してよろしい。