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つうぞくこうぎ れいこんふめつろん

通俗講義 霊魂不滅論

井上 円了

線上閱讀井上 円了《通俗講義 霊魂不滅論(つうぞくこうぎ れいこんふめつろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 75,415 字 · 148 頁

青空文庫

第一三回 世界は活物霊体なること

(久遠劫から、未来の際の尽くる)まで、不生不滅なることが知れます。実に愉快も愉快も、このくらいの愉快は、空間を極め時間を尽くして、決してなかろうと考えます。

第一三回 世界は活物霊体なること

前述の道理が唯物論者に分かりかぬるのは、彼は平素、世界をもって、死物すなわち無生的物質の一塊と信ずるからである。よって、宇宙の活物たり霊体たるゆえんを説き示すことが肝要ならんと考えます。さて、唯物論者も、この宇宙が進化してこの世界を現じたることは、定めて疑いますまい。しかるに進化は、ほかよりゴッドのごとき怪物が来たりて促したるではなく、宇宙自らその体に固有せる大勢力によりて活動したるものである。換言すれば、自活自動の開発であることも必ず承知でありましょう。果たしてしからば、これを活物と名づけずしてなんと称するであろうか。死物たる点はいずれにあるか、目や鼻や耳があるばかりが活物霊体ではない。いやしくも己に活動の力を具して、自ら開発することを得る以上は、みな活物たるに相違ない。もし手近く例を取りて示さば、人間、動物は活物である。この活物はゴッドが造出したとせざる以上は、必ず宇宙自体より産生したとせねばなりますまい。