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いぎょ

中谷宇吉郎集 第七巻

中谷 宇吉郎

線上閱讀中谷 宇吉郎《中谷宇吉郎集 第七巻(いぎょ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 54,841 字 · 111 頁

青空文庫

目方では所要酸素量よりも重いが、この方は容器が軽くてすむので、風袋まで入れると、かえって酸素よりも軽くなる。風袋を軽くするには、氷にして運ぶのが一番利口で、これだと薄いプラスチックの袋一枚ですむ。氷がとける心配はない。というのは、ロケットには、次に話すように、冷凍装置をつくっておく必要があるので、その冷蔵庫に入れておけばよい。

一日一升の水というのは、すこし少なすぎるように思われるであろう。これは飲用と料理用とだけの水である。その外、研究にも水を使うこともあろうし、又顔を洗ったり、ひげをそったりするための使い水が要る。とアメリカの本には書いてある。地球の外へとび出しても、毎朝ひげをそる気でいるらしい。この使い水の方は、回収した水で賄うことになっている。人間が一日に一升の水を飲んだとしても、この水は無くなるわけではない。約半分は生理的に排泄され、残りは汗と息になって空気中に発散する。空気は常に浄化して、酸素を追加しているわけであるが、この浄化の際に、汗や息から出た水蒸気は、水として回収される。それと小便の水とを集めて浄化すると、もとの綺麗な水になり、量は減らない。