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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
線上閱讀江戸川 乱歩《怪奇四十面相/宇宙怪人(かいきよんじゅうめんそう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 182,581 字 · 364 頁
ことに、きみは、二十面相のころから、かぞえきれない悪事を、はたらいてきた。そして、なんど、つかまっても、そのたびに脱獄している。どんなおもいばつを、くわえても、たりないくらいだ。
いま、きみは、かくごしているといったね。では、おとなしく、警視庁へ来たまえ。おもてには、ちゃんと護送車が待っている。ことわっておくが、いつものように、逃げようとしても、こんどは、だめだぞ。このやしきのまわりは、数十人の警官が、とりまいている。また、隅田川には、水上警察の汽艇が、川上と川下に、いくそうも、見はりをしている。陸からも川からも、のがれるみちは、全くないのだ。」
「フフン、そんなことは、百もしょうちだ。だが、四十面相はノメノメと、つかまりはしないぞ。おれには、いつでも、おくの手があることを知らないのか。」
虎井博士の四十面相は、ついに、悪ものの本性をあらわして、にくにくしく、いいはなったかと思うと、右の足で床の一ヵ所を、グッとふみつけました。すると、かれの足の下の床板が、一メートル四方ほど、パタンと下におちて、そこに、四角いまっくろなあなができました。そして、四十面相のからだは「アッ。