輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

にほんイデオロギーろん

日本イデオロギー論

戸坂 潤

線上閱讀戸坂 潤《日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 263,376 字 · 511 頁

青空文庫

と云うのは、インテリが社会に向って、どういう具体的な形の積極性・能動性を有つべきかということが一向限定されていなくて、ごく呑気に一般的抽象的に止っている結果、インテリの積極性・能動性のもつという独特さもまた一向具体的に限定されないのであり、従って、インテリの一般的抽象的な対社会的独特さとして、例のインテリの対社会的指導性と云ったようなインテリ至上主義に通じるものを持って来るのであり、之が一歩誤れば実際にそれへ通じて了うのである。そうした意味に於てインテリの独特性だったものはインテリの対社会的独立性となり、即ちインテリの社会層・社会階級からの超越性となり、やがてそれは又インテリの社会支配の観念にまで変質し得るものを得て来る。之は必ずしも杞憂ではないと思う。

でもし万一そういう結果になるなら(今日まだそこまで行っていないとすればまだこの動きが具体的に充分展開されていないからに過ぎない)、インテリを公平な不偏不党の中間的第三階級と考える最も原始的なインテリ階級説に帰着することになるだろう。――仮に今もしそういう仮定を置いて見ると、インテリが特に不安の能力を有っているとか、懐疑の精神に富んでいるとか、という現在の俗間の定説もおのずから理解されるわけで、つまりインテリは公平な第三者としての、ブルジョアにも不満で