輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

うしすてばうますてば

賤民とは何か

喜田 貞吉

線上閱讀喜田 貞吉《賤民とは何か(うしすてばうますてば)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 116,870 字 · 229 頁

青空文庫

少からぬことによっても知られるのである。

しかるに徳川時代も中頃以後に至って、エタに対する圧迫が甚だしくなったという事は、既に論じた如く(本誌二巻一号「特殊部落研究号」一二七頁以下「エタに対する圧迫の沿革」)、主として彼らの人口増加の結果ではあるが、その圧迫の方法に至っては、仏徒が彼らをインドの旃陀羅に比したが為に、インドにおいて旃陀羅に加えた非人道なる圧迫を、そのまま移して彼らに施したものにほかならぬ。彼らの住居は制限せられた。彼らは普通民の家に入る事を許されなかった。彼らは一見普通民と区別すべき服装をさせられた。甚だしきに至っては、――伊予大洲藩の如く、――エタは必ず毛皮の徽章を付すべしとか、――土佐高知藩の如く、――エタは夜間外出すべからず、もしよんどころなき用事ありて外出する時は、必ず何村何谷の穢多と記した提灯を所持すべしとかいう程のものもあった。この徽章を付し、提灯を持たしめたものは、インドにおいて旃陀羅に竹を撃たしめ、或いは鈴を揺らしめて、その旃陀羅たることを明示せしめたのと揆を一にするものである。

要するに我が国において、エタが特に穢れたる賤しき者として疎外せられるに至ったのは、主として仏法の影響によるものであって、ことに彼らを同じ屠者ということから、インドの旃陀羅に比したが為であった。