輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

線上閱讀海野 十三《超人間X号(ちょうにんげんエックスごう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 89,025 字 · 178 頁

青空文庫

火焔放射器で、頭の中を焼ききられて、身動きできなくなっていたのであった。これらの機械人間は、X号のように高級の電臓を持っているのではなく、ただ簡単な動作と会話ができるだけであって、それを操縦しているのは、地上の七階にある、自動調節装置からであった。この機械から特殊な電波を一つ一つの機械人間に送って、この研究所に働いている千人あまりの機械人間を、自由に動かしていたのである。

そんなものだから、こうして頭の中にある、電波の受信装置を焼ききられてしまうと、機械人間は、鉄屑のかたまりのようになって、なんの役にも立たないのである。

「おや、いったいだれが、こんないたずらをしたのだろう。これはけしからん。あの子供ら、なかなかあじなことをしおるわい」

X号は口の中で、ぼそぼそとつぶやいた。いまこの階へ、命令をうけて、やって来たばかりのZ27号も、頭をとかされて、完全にのびてしまっていたのであった。

「おまえらはさっそく、ここをくまなく捜査して、この下手人をさがしだせ。しかし、ゆだんはするな。ゆだんをすると、Z27号みたいなことになるぞ。まだ犯人は遠くへは行かぬはずだ」