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ちょうにんげんエックスごう

超人間X号

海野 十三

線上閱讀海野 十三《超人間X号(ちょうにんげんエックスごう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 89,025 字 · 178 頁

青空文庫

ところが、X号のおどろきは、まだまだそれではすまなかった。廊下いっぱいに、ラウドスピーカーから、大きな声がひびきわたった。

「非常警報、非常警報。

ただいま機械人間操縦室に、火焔放射器を持ったあやしい機械人間が七名侵入、目下激戦中、応援たのむ。応援たのむ。オー、ウワァーッ」

けたたましい悲鳴とともに、その放送はばたりとたえてしまったのである。

さすがのX号も、こんどというこんどは恐ろしさにたまりかねた。あわててあたりを見まわすと、まわりにいた機械人間は、一人のこらずばたりと動かなくなってしまったのである。

さては怪機械人間の一味が、機械人間操縦室を占領したのだ。そうして機械を停止して、機械人間へ送る電波を切ったのだろう。

だが事はそれだけではすみそうにもない。万一彼らが、別の電波を送りはじめたら、機械人間はまた動きだして、自分へとびかかって来ないともかぎらないのだ。

X号は血まなこになって、エレベーターへとびこんだ。

「地上二十四階へ」

エレベーターは矢のように、地下十六階から、この研究所の最上階、二十四階へ飛びあがっていった。

機械人間の正体

「やれやれ、これでやっと一仕事かたづいたわい」