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Japanische Klassiker mit Furigana

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なにがわたしをこうさせたか

何が私をこうさせたか

金子 ふみ子

Lesen Sie 何が私をこうさせたか (なにがわたしをこうさせたか) von 金子 ふみ子 (かねこふみこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 191.571 Zeichen · 383 Bildschirme

Aozora Bunko

夕方になると気温はめっきりとさがる。寒さと疲れとで顔の皮は板のように硬ばり、脚は棒のように堅くなり、かつ痺れる。つねって痛ささえ感じないくらいになる。お腹は空いて眩暈さえしそうになる。

だから、赦されて部屋に上っても、ガックリと気抜けがして、ガチガチと歯の根が慄え、だるくて箸さえもとれなかった。

こんなことは算えたてれば際限もない。もっとひどいのになると、わざと私に過失をさせたり、自分でどうかしておいて、それを私の過失かのように言い張って、この同じ刑罰を私に加えるのだった。けれど、もうこれでたくさんであろう。

私はただ一つのことを附け加えずにはおられない。それはこうした刑罰の後で、理が非でも私に謝らせ、「これからは決してこういうことは致しません」と誓わされるということである。祖母たちは、そうしなければ自分達の威厳が保たれないと考えるのであろうか、それとも、そうすれば私がよくなるとでも思うのであろうか。

が、私は私のこの深刻なる体験から言いたい。

――子供をして自分の行為の責任を自分のみに負わせよ。自分の行為を他人に誓わせるな。それは子供から責任感を奪うことだ。