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Japanische Klassiker mit Furigana

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なにがわたしをこうさせたか

何が私をこうさせたか

金子 ふみ子

Lesen Sie 何が私をこうさせたか (なにがわたしをこうさせたか) von 金子 ふみ子 (かねこふみこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 191.571 Zeichen · 383 Bildschirme

Aozora Bunko

その十二

私にと私の眼の前で贈られたものをさえ、私にはくれないで貞子さんに送っていることや、その他のいろいろのことを語るまい。私はだた、たみちゃんの形見が貞子さんのところに贈られたことに対してだけは何といっても腹立たしい。悲しい。

その十二

服部先生が来てから三年ほど経った時分であった。

若くて、恰幅がよくて、運動好きのこの先生は、広い校庭に遊動円木や、廻転塔など、つぎつぎに運動器械を据えつけて子供を喜ばせていた。ところが今度は、ただ運動ばかりではいけないという理由の下に農業の実習を始めると言い出した。

先生はまず、学校の後ろの方にあるかなり広い土地を借りた。それを子供の農場とされた。

農場は四、五人を一組に、いくつかの区画に分たれた。そして手始めにまず、あまり手のかからない馬鈴薯をつくることが選ばれた。

子供達は大喜びであった。おのおの、自分の受持ちの土地に鍬を入れて土地を掘り起した。そして先生の教えてくれるようにサクをきった。先生は先生で、みんなに鍬の使い方から教えながら、自分でも自分の分をつくった。生徒たちは先生の畑のつくり方を真似て、どうなりこうなり、薯が植え付けられるまでに仕上げた。