Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ひかりあういのち

光り合ういのち

倉田 百三

Lesen Sie 光り合ういのち (ひかりあういのち) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.439 Zeichen · 263 Bildschirme

Aozora Bunko

「文学は自由でなくっちゃ」

「あなたも勇敢ね。あなたは文学者におなんなさるつもり?」

「何だか解らないけど、僕は文学者は好きですね」

「私も好きですわ。万葉集には女の歌よみが多いわね」

「あなたは歌をよみますか」

「ええ。少しはよみますわ」

「僕に見せて下さい」

「だって恥ずかしいわ」

「構やしませんよ」

「そのうちお目にかけますわ。あなたも見せてね」

「僕見せるけれどまだ拙いですよ。初めだから。でも直きにうまくなりますよ」

「ええ、そうよ。作ってお父さんに見て貰いなさい」

「ええ。会は実に楽しみですよ」

「一緒に習いましょうね」

実際私は尾道でのただ一つの「学びごと」が出来たのを喜んでいた。それに鈴子という「稽古友だち」がいることが私を牽きつけているのは争われなかった。彼女は雌鹿のような優しい目付きをして、いつも私の歌まなびに影のように付き添ってくれたから。

翌る晩の会のときはおもしろかった。

一等初めに小学校の若い先生が自分の選んだ一首を発表した。

言に言でていわばゆゆしみ山川のたぎつ心をせかえたりけり

「ふーむ。君の注釈を少し加えて見給え」

仁田さんは微笑みながら言った。