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Japanische Klassiker mit Furigana

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ひかりあういのち

光り合ういのち

倉田 百三

Lesen Sie 光り合ういのち (ひかりあういのち) von 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.439 Zeichen · 263 Bildschirme

Aozora Bunko

私は地方の高等学校などに講演に行って、後の座談会の時、熱心に、よろこんで生徒たちと話し込んでいるのを、いつでも主事に水をさされる。彼等は子弟を愛していぬなと私は直覚する。たとえ監督の冷たい目を光らせても。

ソクラテスのように青年と手をとり合って討論することを好むのでなくては教育者ではない。アテネのプラトンの聖堂のような、真のアカデミーが私たちは欲しい。

もし彼の愛国者ソクラテスを牢死せしめたような無智な為政者の干渉なくして、青年たちを教え得る自由な学園が私に与えられるなら私はどんなに心行くことであろう。その自由の中でこそ私は真の愛国者を鉗槌して世に送り出すであろうものを! 今日のこの国の教育は死んでしまっているのだ。自由を与えられたものはその自由を利用して国への反逆者をつくり、権力を与えられたものは、その権利を悪用して学の自由を奪おうとしている。

祖国への愛と、学芸への愛とが何故両立し得ぬのであろうか。それは一方では国の司たちが真に学芸を尊ぶ本能感情を欠き、他方では学芸の徒が真の運命共同体への本能の愛に目ざめぬからだ。

知識階級は学芸への愛を持たぬものを軽蔑することを知っているが、祖国への愛に目ざめぬことが恩知らずであることに気づかず、司たちは祖国への愛なきものを憎むことを知って、学芸への愛なきことが人間