Japanische Klassiker mit Furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
所で、汝も己も一緒に来るんで、己は汝が背中へ乗って此の沼田へ来て長い馴染、己が十二の時から引なれて、斯うやって長い間一つ所に居れば畜生でも兄弟も同じ事、汝ア達者な馬で、今まで内爛一つ起して嚔一つした事のねえ馬だ、それに十六貫目の四斗俵を二俵附けるなら当前だが、ハア三俵となると汝え疲れべいと思って、山坂を越える時は己が一俵担いでやるようにするから、身体も今まで頑丈であって、足い血溜り一つ出来た事はねえ、それに父様が丹誠して、年に三度ずつ金焼きに遣って置いたから、足も丈夫だ、己が草を刈って来て喰わせる時も毒な草が入って居ちゃアいけねえからと思って、茅草ばかり拾って喰わせるようにしたから、汝も大い坂を越るにも艱え顔を一つした事はねえで、家へ対して能く勤めたから、段々年を取るから楽をさせてやるべえと思っていたが、己アどうあっても彼の家には居られねえ、汝知ってる通り家の母様と嚊アが了簡違えな奴で、己を殺すべえとするだ、汝え知ってべえ、此間も庚申塚で己を殺すべえと思って、間違えて圓次郎を殺した時は、汝も駆出したくらいだから、己が居べえと思っても殺されるから何うも居られねえわい、己はこれから江戸へ往って、奉公をして金を貯めて帰って来るから、汝えそれまで達者で居てくんろよ、ヤア、己が出れば定めて五