Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

和「うるさいのう、えゝこうッと、おや、旦那様大きなものでございます、一万八千足になりやす」

多「その金高はえ」

和「うるさいの、えゝゝこうッと、大きなものですなア、金三十四両二分と七百四十八文に成りますが、旦那様大きなものですなア、微塵積って山となるの譬の通り、十年で是程になります」

多「はア三十四両二分と七百四十八文あれば、国へ帰って家を立てる足しになりやすな」

和「持って来なさい、沢山もあるまい、百足も貯ったか」

と思うと、多助が納屋から横庭へ運んで山の如くに積み上げました。

多「一昨年からで随分貯った」

善「大変貯めたなア、幾足ある」

多「はア二年貯めたゞから勘定はしねえが三千足もあんべいかな」

善「これは驚いた、どうだい番頭、感心なものだなア」

和「驚きましたなア、家でも草履の入る事は大変ですなア」

善「よし、それだけは新しい草履を買った積りで手前の丹誠を買って遣ろうが、金は私が預るよ、これから手帳を拵えて、一々付けて置きましょう、今日が預り始めだ」

多「金は入らねえ、先ずこれだけは余所の物を拾ったのじゃねえ、家の物を拾ったのだから、これは旦那様へ上げべえ、私が斯うして人に見せれば些とは出方のものも草履を大事にしべえと思って、お手本に貯めたので、これは私が銭貰うべえと思って貯めたのじゃアねい、まだそれべいじゃ