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Japanische Klassiker mit Furigana

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しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

んなさい、最う何処へも往きません、貴方の傍は離れませんと云うから、そんなら置いて遣るべいという、これが本当に天然自然に貯る金と云うものだアよ」

久「フヽン始めて聞いた、金の尻ぺたを打叩くって、これは妙だのう、そうだが多助さん段々金が貯って来ると使わなくっちゃならない事が出来てくるぜ、交際で否でも応でも旨い物を喰い、好い衣服を着なければならないように成ってくるよ」

多「私中々そうはさせねえな、着物が私が身に付こうとすると、飛んでもねえ着物だと云って寄付けず、又旨い物だって己ア口へ入ろうとしても、そんな汚れた物は己が口へ入れられねえと云って寄付けねえで打叩くからそうすると喰物も段々に疲れて来て、そんな事を云わずに何うか少しべい喰ってお呉んなせいといい、着る物も貴方の傍を離れねえから、何うか着てくんろと己ア身体へ附着いて離れねえというから、そんなら着てやろう、喰ってやろうと云うのだ、これは求めずして天より授かる衣食というものよ」

久「へい成程考えたねえ、旨い考えだなア、フーン」

多「お前は明樽買よ、私は計り炭屋さ、お前は精出して明樽を買い、己は又なんでも構わずせっせと計り炭を売る、これが天地への奉公よ、計り炭屋は計り炭屋、明樽買は明樽買、お侍はお侍、大尽は大尽、旦那様は旦那様、これは皆其の人の