Japanische Klassiker mit Furigana
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しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme
時、金さえあれば旦那様が元の侍になられると無理な事を頼んだから、私共両人を世に出したいばかりで、非業な死をさせたのも、私が酷く頼んだから心得違いをしたのだろう、あなた何うして人と獣と見違えました」
鹽「いゝえ、獣と間違えて打ったのではありません、此の方にかゝった山賊と心得て打ったのだ、泣くどころじゃない、お詫びごとを申せ」
清「はい/\悲しいのに取紛れ、御挨拶も申しません、これは家来とは申しながら、私共の妹を女房にして居りますから、家来と申しても弟と同じ事、後には七歳になる子もありまして、不憫なものでございます、何卒忠義ゆえと思召しまして御勘弁なされて下さいまし」
角「私も斯ういう事になるんなら話合いにしたものを、打擲るべえと思ったら此様な事になってしまって、誠に気の毒だ」
多「お父さん、なんで叔父さんを鉄砲で打ったかなア、江戸にいる叔母さんだのおえいという従弟が聞いたら、どんなに怨むか知れねえから、若し叔母さんが来たら、多助が間違て打ったと云うから、あんたは殺さねえふりをするが宜いよ」
鹽「あゝ宜い/\、小児にまで苦労をかけて済まない」