Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lesen Sie 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 138.733 Zeichen · 274 Bildschirme

Aozora Bunko

杢「成程至極尤もだが、何ういう人の娘なら嫁に貰うだろうね」

久「計り炭屋でございますから、明樽買いの娘でもあったら貰いましょう」

杢「お飯を炊くのは習わせなかったが、柔らかい物を着るのは嫌いで、針仕事も覚え、髪も自分で結いますが、飯を炊くことは知りませんが、宜い、久八さんお前さんに娘を遣りましょう、お前さんの家に一年でも半年でも置いて、お飯も炊かせ、徳利を提げて買物に往かれるようにして、多助さんの所へ嫁にやって下さいな」

久「あの私の娘に、本当でございますか」

杢「嘘は吐かない」

久「宜しい、これで多助さんが貰わないと云えば喧嘩をします、忘れないでお菓子を戴いて参ります、左様なら」

と又帰って、多助に藤野屋の申した事を話しますと、多助は首を傾けて思わずハタと膝を敲きまして、

多「成程面白い、明樽買へ彼れ程の大家の娘をくれて、計り炭屋の嫁に遣りたいと云うなら貰っても宜しい、お前の娘なら貰おうが、私一存で定める事は出来ない、主人に相談して主人が持ってもいゝと云えば貰おうから、暫く待っておくんなせえ」

久「そんなら早く往って相談して来るがいゝ」

とこれから多助が参りますのでございますが、中々冗には歩きません、炭荷を担いで、「計り炭は宜しゅう、計り炭は宜しゅう」